タクシー無線とナビがあれば大丈夫?!

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タクシー無線
「無線を取れるようになれば売上げも上がる。」

と、1ヶ月間 駅待機と流しで凌ぎ、ついに無線解禁!!

はたして無線で売上げは上がったのでしょうか?!

知らない道もナビがあれば大丈夫!?信じ過ぎにご注意?!

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無線解禁!!

1ヶ月が過ぎ、無線を取れるようになりました。

これで駅待機が暇な時でも仕事は増えるだろうと期待しちゃいます。

いつもの様に駅から2回ほど出勤のお客さんを送った後、初めての無線配車が当たりました。
初めての『迎車』で向かいます。

迎車でお迎え

時間は朝8時くらい、この時間あたりから病院行きが多いですね。

病院に送り終えると、駅に戻り再び待機です。

待機場には数台、うちのタクシーが停まっていて

待機場に入った順に『待機ボタン』を押します。

1番目に押せば待機1台目、5番目なら待機5台目という事になり

順番に無線が当たります。

待機で順番待ちしていて次が『自分の番』という時は当然

無線も1番目という事になり

タクシー乗り場に近づく人がいて

「あ、あの人タクシーに乗るお客さんだな。」

というタイミングでも無線が当たると迎車で行かなくてはなりません。

また、お客さんを送って戻る途中で次々と無線に当り

半日くらい待機場に戻れない事もあります。

待機しているタクシー

暫らく無線を取ってみて

稼ぎの事だけを考えれば

無線が取れず駅待機のみだった頃と比べ

平均すると稼げる時間帯(平日の朝7時~9時)の

稼ぎはやや減ったと思います。

これは、待機だと駅から直ぐ『乗車』の処

無線ではお迎えに行き、お客さんを乗せた時点で『乗車』になり

目的地が近場だったりすると

『走った距離と掛った時間の割に稼ぎが少ない』

という事になるからです。

乗込みでも近距離は有りますが

待機場に戻るのに時間が掛りません。

その分、駅待機の方が効率が良いのです。

しかし、無線配車が近距離ばかりとは限りません。

中には高速に乗って新大阪駅や伊丹空港・関西空港行き等の無線に当る事もあります。

朝一、出張という方も多いですから。

そんな時、表情は至って冷静を装いますが

内心は『ガッツポーズ』の瞬間です!

密かに喜びを噛み締めましょう。

でも、何故か近距離が続き

『今日はダメかな。』

と諦めた時に長距離が当たる事が多いのです。

・・・偶然だと思いますが。

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【無線のまとめ】

朝の時間帯は稼ぎが減る時もありますが当たると大きく、1日を通してみると無線の効果は大きいです。

暇な時は1、2時間待機という事もあります。

たとえ近距離でも、ずっと待機しているよりは売上げになりますし、近距離の仕事でもキチンとこなす事で、タイミングが次の長距離に繋がって行くのだと思います。

一つ一つの仕事をシッカリこなしましょう。

ナビがあれば大丈夫?!

信用し過ぎにご注意!

ナビゲーション画面

知らない所に行く時に便利なのが『ナビゲーション・システム』です。

無線を取れない時から使っていましたが、その時は乗込みのお客さんなので、道順はほとんどお客さんに教えて貰えます。ナビは気休め程度でした。

それに比べ、お迎えはナビを頼りに指定の住所まで行かなくてはなりません。

しかし、信用し過ぎてはいけないのです。

ルート案内までの流れは?

お客さんがタクシーを依頼すると

  • 無線室は近くのタクシーに、お客さんの名前、住所とナビを送ります。
  • この時、無線室の担当者が、ナビ上の指定された住所に旗のマークを付けます。
  • ナビには自動で現在地から指定の場所までのルート案内が出ます。(ナビを使った事がある方は良く御存知だと思います。)
  • ドライバーは、ルート案内と旗マークを頼りにお迎えに行きます。

という流れになります。

でも、このルート案内をそのまま、何の疑いも持たず行くと、

  • 着いたけど、目的の家が無い?!⇒実は、目的地の裏だった。
  • こんな細い道入っていくの?!⇒実は、他に広い道が在った。
  • 迎車で高速乗って41km?!⇒実は、現在地から1kmも無い。

という事態が多々起こります。

この様な事態にならない様にするには、ナビ上の指定場所の縮尺を大きくし、旗マークの位置を良く確認しなくてはなりません。

旗マークは指定場所の建物上に在るはずです。

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ナビで位置を確認

  • ルート案内通りでその場所に着けるのか?そこが玄関なのか?(後部左側ドアを玄関に横着けが基本)
  • ルート案内の道は通れそう?他に広い道があるのでは?(以前にも依頼が有ったお客さんの可能性が高く、前回までのドライバーはそこまで行っているはず)
  • 変に遠回りではないか?(時間指定がある時は間に合う様に)

等を考えてみましょう。

偶に、新しい住宅地等ではナビに出ない時も有り、無線室の担当者も

『大体この辺りだと思います。』

という自信無さそうなメッセージを添えて送ってくる事もあります。

そんな時は近くに着いた時に、無線室に確認の連絡をすると、お客さんに連絡を入れ指示してくれます。

無線室の担当者は地図のみで指示を出しています。

現場の事は分からないと思うので周りの状況などを上手く伝える事も大事かと思います。

集合住宅や広い工場など何処に着ければいいのか分からない時も無線室に確認する様にすると良いでしょう。

これも、何度か行く内に覚えます。

間に合わなそうな時間指定があると焦りますが、確認する事で『遅れ』を最小限に抑えられるでしょう。

交通事故

事故を起こさない事が一番大事です!!

※焦らず、渋滞の少ないルートを選び、迷わず到着出来れば意外と間に合う事が多いです。

【ナビのまとめ】

ナビを信じ過ぎないように注意しましょう。

  • ルート案内の最終地点に着いても家が見付けられない時、旗マークは隣の道沿いかも知れません。拡大して確認しましょう。
  • 道が細い時は無理せず、通れそうなルートを探しましょう。
  • 迎車距離が異常な時はルート全体を見て確認しましょう。
  • 初めての場所で分からない事がある時は無線室に連絡しましょう。
  • 焦りは事故の素。一呼吸入れるつもりでルートを選びましょう。

一般道と違い、自宅や工場までの私道には、こんな仕事でもしていないと行く事がありません。
プライベートでその辺をウロウロしていたら通報されるかも?!

特に古い町には複雑な道が多く、ナビの存在は心強いのですが、完璧なナビゲーションを期待するには、まだ時間が掛りそうですね。

車のダッシュボード

最後は人が判断しないと。

タクシーの自動運転化は当分先の話になりそうです。

タクシーの勤務形態 につづく

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