こんにちは、TJです。
今回は、寅さんファンに嬉しいお知らせです。
ナント!!
映画『男はつらいよ』の50作品目、22年ぶりの新作製作が発表されました。
え!?寅さん役の渥美清さんが亡くなったのに主演は誰が?
と思う方も大勢いる事だと思いますのでそのあたりの情報を調べてみました。
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『男はつらいよ』製作発表会見
映画『男はつらいよ』が 22年ぶりに50作目最新作の製作が発表されたのは
9月6日都内のホテルにて
『男はつらいよ』シリーズ第1作目が公開されたのは1969年8月。
来年50周年を迎える為、今回のプロジェクトが動き出しました。
監督はもちろん山田洋二監督、主演は渥美清さん、その他出演者はお馴染みの面々が登場します。
会見で山田洋二監督は、
「主演はあくまでも渥美清であることが大事。その上で、いま、僕たちは幸せかい? との問いかけが、この作品のテーマになるんじゃないかと思う。新作の中で、この映画の全ての登場人物に観客は出会えるんじゃないかと思っている」
と語っています。
ストーリーの詳細はもちろん不明ですが、
『男はつらいよ』といえば気になるのがマドンナですが特に設定せず、サクラ(賠償千恵子)の息子の満男(吉岡秀隆)の成長に沿った展開になるそうです。
肝心の寅さんは、過去のシリーズ全49作を4Kデジタル修復した映像で復活!!
ツイッターでは『#こんな寅さんの新作は嫌だ』がトレンドに?
映画『男はつらいよ』22年ぶりの新作製作発表を受け、ツイッタ―でも
#こんな寅さんの新作は嫌だ
というタグがトレンドになり盛り上がっています。
「寅さんがセリフの中にしか登場しない」
「寅さんがゾンビ化して源公を襲う」
「ずっとTwitterしてる寅さん」
「エンディングでアクションのNGシーンが流れる」
など。
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『男はつらいよ』 22年ぶりの新作製作発表の裏事情!?
『男はつらいよ』 22年ぶりの新作が製作発表になったのには、
単に50周年だからというだけで無く、裏事情があるようです。
昨今の映画業界では 邦高洋低 といって洋画に比べ邦画の興行収益が好調なのですがその大半が東宝製作作品。
松竹は『男はつらいよ』以降『釣りバカ日誌』も終了し、山田洋二監督の『家族はつらいよ』シリーズもイマイチ。
『男はつらいよ』を4Kデジタルリマスター化してでも、稼がなければならない状態なのだそうです。
特に配給会社なんて気にせず観ていたイチ観客としては
「へぇ~、『男はつらいよ』新作の裏にはそんな事情があるのか~!?」
と、驚きと感心が混ざった何とも複雑な気持ちになりますね。
『男はつらいよ』 新作発表のまとめ
映画『男はつらいよ』最新作が来年公開ということで
今回調べて分かった事は、
- 映画『男はつらいよ』最新作の撮影は10月中旬から、4Kデジタルリマスターで新作映像と織り交ぜ製作、公開は来年。
- 映画『男はつらいよ』最新作で、観客は全ての登場人物に出会える。
- 主演はあくまで寅さん(渥美清さん)だが、マドンナは特に設定ナシ。サクラの息子の満男の成長に沿った展開になる。
- ツイッタ―では『#こんな寅さんの新作は嫌だ』がトレンド。
- 映画『男はつらいよ』最新作の製作には50周年以外に、松竹が興行収益不振という裏事情がある。
といったところです。
主演の渥美清さんが亡くなったのが1996年、もう22年も経つのですね。
私が密かに『男はつらいよ』最新作に期待するのが、山田洋二監督のコメント中の
「新作の中で、この映画の全ての登場人物に観客は出会えるんじゃ…」
というクダリ!!
おいちゃん(何代目?)・おばちゃん(三﨑 千恵子)・タコ社長(太宰久雄)など既に亡くなっている役者さんも多数いらっしゃいます。
御前様役の笠 智衆(りゅう ちしゅう)さんにもきっと会えるでしょう!!
大人の事情は多々あるかと思いますが、映画を見る者としては面白い映画を観れれば良いワケで、来年公開の映画『男はつらいよ』最新作が楽しみですね。