どもっ!
小学校の時に【スターウォーズ】1作目を映画館で観て以来
のスターウォーズ・ファンで
エピソード2以外はスピンオフも含め
劇場に足を運んでいるT.J.です。
スターウォーズ外伝【ハン・ソロ】も
早目に観に行きたいと思っています。
早く観に行かないと
いくらガードを固めても情報化社会ですから
ドンドン情報が入って来てしまいますもんね!
ところで皆さんは
感動したり面白かったり泣けたりした映画って
他人に教えたくなりませんか?
私も以前はそうでした。
観た映画のストーリーには触れませんが
良かった映画はそのまま
「面白かった!良かったよ!」
と伝えていました。
もちろん、逆に教えてもらう場合もありました。
しかし!今の私は違います!
ついシャベッテしまいたい気持ちをおさえ込みます。
そんな今の私が、
面白い映画をみんなで共感するために映画鑑賞前に避けたい事
を、私の経験から考えてみました。
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映画は真っ白な状態で観たい!
今の私はねぇ~
映画は《何も知らない真っ白な状態で観たい!》派です。
事前に
「良かった」「良くなかった」
等の感想や情報は一切聴きたくありません。
もちろん、ネタバレなんてもってのほか! ゲスのキワミ!!
ところが
ツイッタ―を開くと公開初日なんかは特にアチコチから
「映画○○観てきた!良かった!みんな観て!」
などと、オセッカイなツイートが入ってきます。
※フォローしていない人の記事もリツイートで入ってくるし…(→.←)
つぶやく人は
映画を観終わって感動し それを誰かに伝えたいのか!?
あるいは先に観た事を自慢したいのか!?
まぁその気持ちは分かるのですが。
私も以前はそんな人間でしたので。
でも、つぶやかれた方はたまらない!
「良かった」と聴いたが為に
どうしても期待しハードルが上がってしまいます。
「あっ、この人も面白かったって言ってる!きっと面白いに違いない!」
と。
その結果、どうなるか!?
必要以上に上がったハードルの所為で
「なーんだ、それほどでも無いな・・・。」
という事になる可能性が高まるのです。
ネタバレの経験:映画を観る前にストーリーを知ってしまった!?
まずは、私がネタバレの状態で
映画を観た時の経験を書きたいと思います。
『E.T.』という映画を皆さんはご存知でしょうか?
若い方でもその題名くらいは聴いた事もあるかと思います。
監督はあのスピルバーグ監督です。
公開前からその評判はスゴク 超人気映画でした。
私も『絶対観に行こう』と
心に硬く決めていたのですが、
公開から2週間くらい経っても
相変わらず『E.T.』人気が衰える様子はありません。
私はユックリ観たかったので
もう少し人が減ってから観に行こうと思っていました。
「そろそろ観に行こうか!?」
「いやいや、まだ映画館は混んでいるらしい!」
「もう少し待つか・・・」
と、ひとり心の中でのやり取りが続いていました。
しかし、そんな私にある事件が起こります。
当時、私はAMラジオをよく聴いていました。
ラジオ番組では映画を紹介するコーナーというのは定番ですよね。
その日もパーソナリティーが映画の紹介をしはじめたのですが
その映画がナント『E.T.』だったのです。
先ずはオープニング・シーンからE.T.と主人公エリオットの出会いからはじまり
その後の物語が次々に語られていきます。
関西で有名なこのパーソナリティーさん 話がウマイんです!
描写も細かくスピード感あふれるシャベリ!
まるで映画を観ているように頭の中に映像が浮かびます。
ついつい引き込まれて聴き入ってしました。
物語が中盤を過ぎたあたりでパーソナリティーが
「この続きは是非、劇場で。」
そしてCMへ。
ふぅ~アブナかった~
全部聴いてしまうところでした。
ところが、CM明けにそのパーソナリティーが
「さっきの続きをちょっとだけ言いますと…」
と始め、けっきょく最後まで・・・全部話してしまったのです!!
「エエーッ!!公開中の映画のオチまで言っちゃう!?」
とショックを受ける私。
・・・私は映画館に行く前に『E.T.』のストーリーを
全て知ってしまう事になりました。
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え?『E.T.』の映画には観に行ったのかって?
観に行きましたよ。
ストーリーは全部聴いてしまいましたが、
きっと!それでも!『E.T.』は感動できるハズ!!と信じて。
でもね・・・
劇場で観た『E.T.』は初めて観るのに知っているシーンばかり。
ラジオで予習していたのでストーリーも全て把握しています。
「この先こうなるだろ。あ~ぁ、やっぱり・・・」
映画の最初から最後までそんな感じで、
ラジオから得た知識を復習しただけの『E.T.』鑑賞だったのでした。
当然、世間で云われていた百分の一も感動する事は無く。
この時、私は
「ストーリーを把握した映画は全然面白くない!」
という事を身をもって体験したのでした。
「面白かった」は禁句:映画は他人に期待させてはイケナイ!!
自分に対しては
「ストーリーを把握した映画は全然面白くない!」
と気付いた私でしたが、まだこの時は
「ストーリーを言わなければ、良かった・良くなかったくらいは話してもOK!」
と思っていました。
なので、観た映画のことを友人に聴かれれば、
「良かったよ!観ておいた方がイイと思う。」
とか
「感動するよ!」
とか、まだ観ていない友人のその映画に対する期待をあおるような事を平気で話していました。
私としては
「良い映画なので、ぜひ観て欲しい」
というツモリで云ったのですが・・・イヤ多少
先に観た優越感が全く無かったとも言い切れません。
後日、その私が勧めた映画を観た友人に聴くと
「期待したほどではなかったけど、面白かった。」
というような、なんとも煮え切らない感想を聴く事が多々ありました。
「ナンデ?自分はあんなに感動したのに・・・」
と私は考えましたが、この時はまだ 理由は分かりませんでした。
またある時、友人が猛烈にプッシュしてくる映画がありました。
あまりに薦めるので、私は期待して観に行ったのです。
もう頭の中ではその映画に対する期待と妄想が、膨れ上がっています。
映画がはじまりました。
確かに友人が薦めるのは分かる良い内容で『オォ~』と思うシーンもありますが、
今イチ感動しない・・・というより感動出来ないのです。
私が期待し過ぎたのが原因という事はすぐに分かりました。
この2つの経験で、私は期待させるような映画の感想を他人に話すと、
その映画の感動を共有できないという事にやっと気付いたのです。
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「面白かったですか?」は愚問:映画の感想を聴かないで!
逆に、「面白かったですか?」と聴いてくる人もいます。
この質問も私は苦手で、聴かれた時は必ず
「自分で観て、決めてください。」
と答えるようにしています。
意地悪で教えないのではありません。
もし、そこで私が目をキラキラさせ
「メッチャ面白かったですよ!感動モノです!是非観てください!!」
と、熱い感想を言ってしまったとしたら・・・
きっと聴いた人は映画を観た後、
「あの映画どうでした?」
と聴く私に
「そんな感動するほどでもなかったです。」
と答える可能性が高くなるでしょう。
コチラはあえて何も言わず
相手の人が観た後
「あの映画良かったです!」
と言ってきた時に、初めて
「でしょ~!良かったですよね!?」
と、盛り上がれば十分なのではないでしょうか?
オススメの映画ほど何も言わないのが私のポリシーです。
迷惑でしかないツイッター:映画の感想に注意!!
ここは、特にツイッターで映画の感想をつぶやく方に読んでほしいのです。
特に冒頭で話した【スターウォーズ】のようなシリーズや
話題作になると公開の随分前から(私を含め)ファンの期待は高まっています。
テレビのCMや、ネット・ニュースでも映画に纏わる話題がニュースになって流れてきて
イヤでも目にする事になっている状況で、更にツイッタ―からダメ押しの感想が・・・
良いモノを観て誰かに伝えたい!
という気持ちは分かりますが、
「面白い・面白くない」は観た人が決めれば良いのです。
アナタのつぶやきの為に
アナタが薦めている映画を「良かった」と
思えなくなる人が増えるのです。
『観たい映画を観るまではツイッタ―を開かない。』
という人もいるほどです。
例え映画館で観なくても
テレビやレンタルで観た時に感動できるように。
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期待は禁物:映画は『期待せずに観るくらいの感覚』で!
映画は
『期待せずに観るくらいの感覚』
で観るのが良いのではないでしょうか?
これも私の経験談ですが、
以前、原作がアメコミ(アメリカン・コミック)の映画を観に行きました。
日本では(一部のコアなファンを除き)一般的にはマイナーキャラの映画です。
正直、期待もせずに観に行ったのですが これが意外と面白かった!!
きっと期待して観ていたら そんなに面白くなかったかも知れません。
期待せずに観て楽しめたパターンです。
後日、ある知人と話しているとその知人もその映画を観たらしく
映画の感想について話をした時の事ですが、
その知人はその映画の主演俳優のファンで
メチャメチャ楽しみに観に行ったそうです。
ところが
期待し過ぎた為か
単純に世界観に興味を持てなかった為なのか
全然面白くなかったそうです。
期待し過ぎて楽しめなかったパターンですね。
また別の話ですが、
映画って公開後しばらくするとテレビで放送されますよね。
公開時に全然注目していなかったなんの予備知識も無い映画が
テレビ放送されているのを観て
予想外の面白さに引き込まれ結局最後まで観てしまった。
という経験って誰でも一度や二度あるんじゃないでしょうか?
私の場合
特に深夜に放送している無名のB級映画が意外に面白かったりします。
これも期待せずに観て楽しめたパターン。
そんな経験から、映画に必要以上の期待は禁物だと思うのです。
ただでさえ少なからず期待しているから観に行くのですから。
映画を楽しく観るには何も知らずに!
長々と書いてきましたが、映画を楽しく観るには以下の事に注意しましょう!
●人に感想を言わない。
●人に感想を聴かない。
●先に観たからと感想を言いたがる人に近づかない。
●映画の情報を見ない・聞かないようにする。
●出来るだけ期待しない。
せっかく鑑賞代を払って観る映画ですから少しでも楽しんで観たいですよね!
もし、アナタが
「アナタの薦める映画の良さを友人と共有したい。」
と思うなら、友人に映画の事を聴かれても
「気になるなら観に行って、自分で判断して。」
と言いましょう。
映画鑑賞前の知識は映画を楽しむのに邪魔なダケです。
他人に教えたい・観て欲しい気持ちはグッっと抑えましょう。
その方がきっと、楽しさを共有できます。
後日談
先日、ついに私も映画『ハン・ソロ』を観てきました。
この記事を書いている間にも『ハン・ソロ』の情報は色々入ってきてしまいますので
焦って観に行ってきましたよ。
平日の朝イチという事もあり、観客は十数人のみ、ゆっくり観る事ができました。
えっ?映画『ハン・ソロ』は面白かったかって?
それは・・・御自分で映画を観て確認して下さい。
ただ、これだけは・・・
も、ダメですよ~!( ̄ー+ ̄)