タクシー乗務 一人乗り初日

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初心者マーク

誰でも最初は初心者

いよいよ一人でお客さんを乗せ、タクシーを運転、接客をし、代金を頂く段階になりました。

誰でも最初は初心者。固くなり、失敗もするでしょう。売上げも思うようには。。。

でも、その前に忘れてはいけないモノが4つあるのです。

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最低限用意しておくモノ4つ

緊張のあまり、大事なモノを忘れてはいけません。
以下は事前にドライバー自身で用意しなければいけないモノです。お忘れなく。
おつり

  • ボールペン:日報を書く為に必要です。鉛筆は不可。
  • つり銭:つり銭はドライバーが用意(勿論自腹)します。
    10円玉/50円玉/100円玉/500円玉/1000札/5000札が必要です。
    全部で2万~3万円くらい用意しましょう。
    小銭の両替は各営業所やガス・スタンドで出来ます。
  • 道路地図:「最近はナビが有るので要らないのでは?」と思うかもしれませんが、道路地図は各タクシーに積んで置く事が義務付けられています。
    ※おススメはやっぱり、『スーパーマップル』ですね。
  • タオル×2枚:洗車用です。タクシーは入庫後毎日洗車しますので必要です。

以上の4つを用意したら、逃げ出したいくらいの不安・緊張と共に出勤しましょう。

みんな緊張します。

この記事を読んでいる人の中には

明日から一人乗り

という方が居て緊張しているかも知れませんね。

でも、大丈夫!これは誰もが経験します。

私の後からも数人の新人さんが入社して来ましたが

やはりみんな緊張している様子で

それを見る度に自分の時を思い出します。

『みんなもそうだった。自分だけじゃない。』
初心者歓迎
と、自分に言い聞かせて乗り越えてください。

初日はこんなもの!?

準備が整えば、駅待機に行きます。

タクシーの駅待機

側乗の期間も含め

はじめの1ヶ月は無線ナシのA勤(朝~夕方までの勤務、所謂『日勤』)です。

無線が取れないという事は

駅で待機するお客さんは駅からの乗り込みダケ

という事になります。

朝7時から9時くらいまでは出勤客で忙しいのですが

その後はパラパラしか乗り込みがありません。

その間も無線を取れる先輩達は忙しそうに『迎車』で走って行きます。

※出勤時に乗ったお客さんが帰る夕方また忙しくなりそうなものですが

帰りは無線で呼ばれるので無線が取れないと全然忙しくないのです。

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【迎車/迎車料金とは】

『迎車/迎車料金ってどぉなってるの?!』

『何と無くは知っているけど、詳しい事は分らない。』

という方も多いと思います。

私もよく知りませんでしたので、知り合いの他社ドライバーにも聞いてみました。

すると、、、

実は!!

料金はタクシー業界で統一されておらず、各タクシー会社に依ってバラバラなのです。

お客さんが自宅なり会社にタクシーを呼んだ時の『お迎え』を迎車と言い

『お迎えの為の料金』が迎車料金なのですが

駅乗り込みや、流しているタクシーを停めるのとは違い

電話やアプリで呼ぶと指定の場所までお客さんを迎えに行かなくてはなりません。

この時、『迎車』ボタンを押し(『空車』のサインが『迎車』に変わり)お迎えに行きます。

お迎えの距離は、近い時で数十メートル、遠い時は5kmくらいの時もありますので

その距離に対する料金を少しだけ頂くのです。
空車サイン
迎車サイン
例えば

迎車距離が500m以上で有効になるタクシーの場合

お迎えの距離が500m以内だと、迎車料金はかかりませんが

500m以上になると、初乗2kmのところを1.5kmで加算料金が発生します。

加算料金は266mで80円です。

現在地から目的地まで2km以下の時

普通なら初乗料金のみで行けるところ『迎車』で500mを超え

乗車後1.5km以上走ると加算料金が最低1回(80円)発生する事になります。

2km以上だと160円(80円×2)分高くなる計算です。

逆に、お迎えに5km走って行っても目的地が1.5km以内のときは初乗運賃のみです。

これは一例で、迎車距離が2kmとか、料金も320円、680円というタクシー会社も有ります。

680円の場合、乗車後走り出すと直ぐに760円になります。

距離・料金が気になる方は事前に各タクシー会社に確認しておくと

何時もより安いタクシー会社が見つかるかも知れませんよ。

おっと、迎車の説明にページを取られてしまいました。待機の話に戻します。

初日の売上から考える

電卓とお金と豚の貯金箱
無線も取れず、乗り込み待ちだけでは売上も上がりません。

初日の売上は8千円ほどでした。

(目標は1日2万円以上。全然足りません。)

「初日はこんなモノかな。」

と夕方、ガスを入れて洗車、入金処理し帰宅しました。

駅待機に慣れるまで暫らく掛るでしょう。

得意先の企業名と場所も覚えないといけないし、

「今月イッパイは基礎作りをして、売上を考えるのは来月からにしよう。」

基礎工事

と決め、翌日から暇な時間帯は、道を覚える為に流しに行く事にしました。

得意先企業や幹線道路とその周辺の地名やランドマークとなる建物だけでも覚えようと。

もちろん直ぐに覚えられるはずは有りませんが

待機場で何もせず待っているよりはマシでしょう。

駅待ちよりお客さんに遭遇する可能性も上がると思いますし。

この時11月、これから年末にかけて稼ぎ時だと聞いています。

繁忙期までにはそれなりに慣れておきたいものです。

タクシー無線とナビがあれば大丈夫?! につづく

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